最近の企業に問われるものとは?①
昨年の大震災で誰もが痛感したリスクマネジメント・危機管理ではないでしょうか。
想定外のことが起こらないように(つまりあらゆる損失の場面を想定し)、常日頃から軽微なリスクに対しても注意を払い、その損失を最小限に抑える。
台風・地震等の天災、交通事故や火災等の事故。
製品開発の失敗や顧客からの賠償請求等の経営に関するリスク。
法・制度の改正や景気変動等の政治・経済・社会的なリスク。
数えあげればキリがありません。
思い付くリスクの全てを洗い出し、それぞれの重要度を把握。
その中でも企業経営に深刻な影響をもたらすリスクに焦点を当てる。
そして、重大リスク発生時の莫大な損失を念頭に、相当量の経営資源(人、モノ、金、情報)を費やしてでもその損失を極小化しようと試みる。
これこそがリスクマネジメントを行った上の危機管理なのだと思います。
ですが・・・、堅苦しい言葉と表現に惑わされがちですが、これは先人がいうところの「転ばぬ先の杖」なのではないでしょうか。
この杖を家族に対しては愛情持って自然に用意することが出来ます。
企業内でも、スタッフ間のみならず、仕事を頂くビルダーさん・現場で働いてくださる職人さん・施主の皆さん。
全ての方に、この杖が用意出来るようになれたらとても素敵なことだと思います。