マイナンバー制度について
今年からマイナンバー制度が始まりました。
国民一人ひとりに12ケタの個別の番号が配布されます。
この番号は日本に住民票のある人間(外国人も含む)全員に配布され、原則的に生涯同一の番号が個人の番号になります。
一人ひとりが個別の番号を持つことにより、この番号を記載することで行政手続きの確認作業の無駄が削減でき、
添付書類が省略できることで、簡素化が図れます。
正確な情報に基づく確認により、給付手続き等の不正受給を防止できるなど、公平・公正な社会が実現します。
と、まぁこれが行政の言い分なのですが・・・
何社もお勤めをしたり空白の期間があったりした場合の年金受給の際は、それは便利になると思います。
遺産相続で原戸籍を取って来いだとかの煩わしいことからも解放されると思います。
が、一人に一つの番号で管理されるわけですから、税金・保険料等の滞納や脱税は基本的に一切できなくなると言うこと。
(まぁそれでも世の中ムジナが多いので何かしら悪知恵の働くやつが出てくるのでしょうが)
個人情報保護法を作ったのも国、で今度は番号で管理。
なんか矛盾してるよなぁ。
でも まぁ いつの間にやら決まってしまったことは仕方ないとして、
今年の10月からこのマイナンバーの仮カードが手元に届きます。
この仮カードで配布された番号が正式の番号なのですが、来年春頃になるのではないかと思いますが、
仮カードを本カードに交換する手続きが始まります。
仮カードには写真が付きませんが、本カードには顔写真が付くので、運転免許証やパスポートのように
正式な身分証明書として使用できるようになります。
要するに、海外に行く機会がないとか、運転をしない人は身分証明書の提示に際し複数の書類の提出があったと思いますが、日本には身分証明書を持たない人間が居なくなると言うことです。
どのような状態で仮カードが届くのか全く分からないのですが、この仮カードが届いたら大切に保管して、
その番号が他人に知られないようにしてください。
10月が近づいたら、またアナウンスさせていただきます。