2021新年ご挨拶
令和二年はコロナで明け暮れました。
そして今年は、昨年ご紹介したネズミに先を越された牛の出番です。
「商いは牛の涎」と言われます。
牛の涎が長く垂れる様子から「細く長く続くこと」のたとえに使われるようになったようです。
利益を一時的に得ることは誰でも可能かもしれませんが、商売は長く続けていくことが大変。時代の流れと共に求められるニーズは変化し、臨機応変に対応しながら資金を上手くやり繰りしていかなくてはいけません。
商売は大変だからこそ、気長に辛抱強く努力する必要があるという意味が「商いは牛の涎」に込められているのでしょう。
「食牛之気」という言葉もあります。
牛を丸呑みするくらいの大きな心意気で、ゆったり構え焦らずに地道な努力を重ねるべき年だと思っています。
しかし、 コロナだけは「牛の涎」にはなってほしくないですね。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
令和3年1月7日
株式会社立枝建工
代表取締役立枝博之