2020年ご挨拶
新年あけましておめでとうございます
子供の頃どのように十二支が決まったかを書いた本を読んだことがあります。
十二支の中に入れてもらうために神様の家を目指すのですが、その道中には大きな川があります。泳げないネズミは、同じく神様の家を目指していた牛の頭に乗り、神様の家に着いた途端に飛び降り、一番乗りを果たしました。だからネズミが一番、ネズミを乗せてきた牛が二番になったそうです。
ネズミが入った熟語やことわざには、どうも良い印象のものがない気がします。
でも、この話を読んだときに「賢いな」と思いました。
ずる賢いという見方もありますが、この工夫や知恵は見習うところがあります。
2020年は庚子(かのえね)。
この庚にも子にも、新しい局面に入るという意味があり、亥年に蒔いた種が花を咲かせ、新たな種子を作り、色々な方向に育ち始める年と言えます。
弊社でも新しい局面に向け、不要な価値観はそぎ落とし新しい環境への対応に向け体制を整えていきたいと思います。
先ほどの話の続きですが、初めネズミは同じく泳げない猫と一緒に神様の家を目指していました。でも川の途中でネズミは猫を川に突き落とし、自分だけが神様の家に到着したのです。この時のことを恨み、今も猫はネズミを追い回しているそうです。
どうぞ本年もよろしくおねがいいたします